近年増え続けている24時間営業型のジム。日頃忙しいサラリーマンにとってはとてもありがたい存在。仕事終わりや仕事後に気軽に立ち寄ることができ、私も重宝しています。
しかし数多くの24時間ジムが存在するため、ジム選びに苦労するのも事実。
どういった基準のもと24時間ジムを選ぶのが正解なのか
どういった特徴や違いの24時間ジムがあるのか
大手3社を比較していきたいと思います。
【参考記事】

さっと読みたい方
24時間ジムとフィットネスクラブの違い
まず大前提としてのお話ですが、「24時間ジム」はいわゆるフィットネスクラブとは少し違います。
フィットネスクラブとは
いわゆるフィットネスクラブというのは、
- プールがついている
- ヨガやダンス用のスタジオがある
- 温泉がついている
- クラブ専属のトレーナーがいて、指導してくれるサービスがある
そのかわりに
- 休館日がある、営業時間が限られている
- 会員登録した店舗しか利用できない
- 会費が少し高め
フィットネスクラブをわかりやすく例えるとデパートです。
服や家具は売っているし日用品も売っている、フードコートもあるし子供用の遊び場まである。
しかしその一方で、24時間営業しているデパートは存在せず、店舗数も少ないため遠くまで足を運ばなければいけません。
- セントラル
- ゴールドジム
- JOYFIT
- ティップネス
では、24時間営業型のジムにはどういった特徴があるのでしょう。
24時間ジムとは
先ほどの例で言うのであれば、24時間ジムはコンビニです。
- 24時間365日営業している
- 全国に多数店舗がある
- 会員になればどの店舗でも利用できる
- 会費が比較的安い
そのかわりに
- プールがない(シャワーはある場合が多い)
- ヨガやダンス用のスタジオがない
- 温泉がない
- クラブ専属のトレーナーがいない
などのデメリットがあります。
ちょっと小腹が空いただけの人がわざわざデパートに行く必要がないように、トレーニングだけに特化したい人にとってプールや温泉やヨガなど必要ありません。
こういった気軽に利用できる代わりに指導などはしてもらえない特徴から、セルフジムなどとも呼ばれています。
- エニタイムフィットネス
- JOYFIT24
- FAST GYM24
そのため今回紹介する24時間ジムは
時間がない人
トレーニングに特化したい人
に向いているということが言えます。
24時間ジムの特徴
先ほどは24時間ジムがどういった立ち位置にあるのかという話をしましたが、ここからはサービスの特徴について簡単に説明します。
スタッフのいない時間帯がある
そもそもなぜ24時間営業することができるのかというと、
24時間ジムはトレーニングするための場所を提供している
という営業スタイルだからです。
わかりやすくいうと、「指導などはしないので勝手に使って勝手に帰ってください」ということです。
そのため24時間ジムはスタッフがいなくても成り立ちます。
スタッフアワーと呼ばれるものが存在し、その時間以外の夜間の時間帯などはスタッフがいません。
店舗によって異なりますが、10時ごろから20時ごろまではスタッフがいて、それ以外の時間帯はいないようなイメージです。
ではスタッフのいない時間帯はどのように出入りするのでしょうか。
セキュリティキーで入退場する
スタッフのいる時間帯もいない時間帯もセキュリティキーで出入りします。
入り口にあるセンサーにキーをかざせばドアを開けることができます。
会員登録の際に顔写真を撮られるので、他人のキーを借りて入ることができません。
また1つのキーで2人同時に入館してしまうとセンサーが反応し、ブザーがなるようになっています。
フランチャイズ経営が多い
24時間ジムのもう一つの特徴として、フランチャイズ経営であることが挙げられます。
基本的なサービスやシステムはどの店舗も同じですが、フランチャイズであるため若干店舗によって異なる場合もあります。
例えば、
- 駐輪場、駐車場の有無
- タンニングマシンの有無
- ウォーターサーバーの有無
- シャンプーの有無
コンビニでも同じことが言えます。
駐車場がある店舗やない店舗があり、イートインコーナーはあったりなかったりします。
それと同じ話が24時間ジムでも起こりうるのです。
24時間ジムの比較
上記のような特徴を持った24時間営業型のジムにはどういった種類があるのでしょうか。
基本的なシステムはどこも似通っていますが、細かいサービスなどは異なってきます。
また、継続して通う上では店舗数なども重要な項目になってきますので、参考にしてみてください。
エニタイムフィットネス(anytime fitness)
アメリカ発祥で圧倒的規模を誇るエニタイムフィットネス。
世界各国に店舗があり、その数なんと4000店舗。
日本だけでも350店舗近く存在します。2020年までに500店舗に増やす予定だそう。高校生無料のサービスもあり、サービス面でも文句なしです。
- 会費7000〜8000円前後
- 国内350店舗 世界4000店舗
- シャワー完備
- 契約ロッカーあり
- シューズ履き替え不要
- セキュリティーキ発行に最初5000円かかる
- 会員登録から全国利用できるようになるまで1ヶ月かかる。
エニタイムフィットネスについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

JOYFIT24
日本発祥のJOYFIT24。大きな特徴は、24時間ジムだけでなく独自のブランドのフィットネスクラブとヨガスタジオを持っていること。24時間ジムに会員登録すればフィットネスクラブであるJOYFITやヨガ専門のJOYFIT YOGAにも通うことができます。
そして女性専用のエリアを設けているなど、女性への配慮が多いのがJOYFIT24の特徴です。
エニタイムフィットネスと違い会員登録後すぐに全国の店舗を利用できるようになりますが、入会してから6ヶ月間は違う店舗を利用し過ぎてしまうと違約金が発生してしまう場合があります。
- 会費8000円前後
- 全国250店舗以上
- シャワー完備
- 契約ロッカーあり
- シューズ履き替え不要
- JOY FIT24、JOY FIT、JOY FIT YOGA(女性のみ利用可)の3つのブランドからなる
- JOY FIT24はマシンのみに特化
- JOY FIT YOGAは女性のみ
- JOY FIT24にも女性専用エリアあり(店舗による)
FASTGYM24
初心者でも簡単に始めやすいのが特徴なのがFASTGYM24。24時間ジムにしては珍しく、全国の店舗を利用できない代わりに7000千円前後と手頃な価格でサービスを提供している。とは言え8000円弱で全国の店舗も利用できるプランもあるので利用者似合う条件を選ぶことができる。
また、FASTGYM24はフィットネスクラブであるティップネスと提携している。
FASTGYMの会員になってもティップネスは利用できないが、ティップネスの会員であれば全国のFASTGYM24は利用できる。ティップネスの会費は10000円前後と少々お高い。
- プランによって会費が7000円〜8000円弱と変わる
- 全国50店舗(主に関東圏のみ)
- シャワー完備
- 契約ロッカーあり
- シューズ履き替え不要
- ティップネスの会員であればFASTGYM24を利用できるが、逆はできない
まとめ
最後にポイントをまとめておくと、
忙しくて時間がない方であればダントツ24時間ジムがオススメ
24時間ジムの大手3社の特徴を捉え、自分に合った店舗を選ぶ
そこまで大きな違いがあるわけではないので、近さや通いやすさは重視すべき項目
24時間ジムは店舗によってサービスが多少異なることも多いので、
直接店舗に問い合わせることをお勧めします。
体験や見学をすることもできる場合があるので、気軽に連絡してみましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
【参考記事】
