タマゾン川化を防ごう‼︎外来種ペットを飼い始める前に注意してほしいこと

kouです^^
最近「外来種」という言葉をよう耳にしますが、なぜでしょう?
実はいま、我らの多摩川が大変危険な状態になってきてます。
僕も魚やカメなどの生き物が大好きで数多く飼育した経験がありますが、その経験を元に、これから外来種の熱帯魚やカメなどの水中生物を飼おうかなと考えている方やいま飼育なさっている方々に向けての記事を頑張って書いちゃおうと思います!

 

多摩川の現状

 

山梨県と埼玉県の県境にある笠取山山頂を源とし、東京を横断するように流れ東京湾に注ぐ多摩川。国勢調査では多摩川水系の魚類は60種、底生動物は408種、植物1103種、鳥類98種、両生・爬虫・哺乳類46種、陸上昆虫類等1937種が確認されています。実に自然豊か。東京の宝といっても過言ではない素晴らしい自然です。しかしこの素晴らしき自然環境に根ざす多摩川の生態系が崩れようとしています。

 

増える外来生物

 

生態系が崩れる大きな要因として、「外来種ペット」の放流があります。現在までで約200種以上の外来魚が確認されている。
国勢調査によると約10%の割合。
「外来種外来種って、魚は魚やろ?」と思われる方もいるかもしれませんが、深刻な問題ですよ。
多摩川に生息してしまっている外来生物を見てみよう。

 

タマゾン川

 

僕がよく知っている多摩川に住む外来魚を一部紹介します!
【ネオンテトラ】

www.quintadebispos.com
※本来アマゾンに生息する綺麗な小魚ですが、水温10度ちょいでも一応生きられます。kouも飼育経験ありですが、群れで生活する熱帯魚なのでかわいそうだ…。

【ノーザンバラムンディ】

zukan.kids.yahoo.co.jp
※水槽で眺める分にはかっちょいいけど、多摩川で泳いででこんなん見たらチビるわ。

【ピラニア】

zukan.kids.yahoo.co.jp
※みんなのアイドル、ピラニア。画像の「ピラニア・ナッテリー」はkouが飼育経験あり。結構長い事生きたな〜。本当に強い魚で(臆病だけど)水温低くても生きられるし、なんでも食べる。ペットショップや熱帯魚センターで稚魚が400円とかで売られているから誰でも買えちゃうんだよね。でもこんな危険なお魚を日本の川に放流する飼い主の神経が理解できない。怒り。ちゃんと飼えばかわいいのに。

【スポッテッド・ガーパイク】

arowanashiiku.com
※kouもわにおも飼育経験あり。「おいでよどうぶつの森」にも登場するガー。熱帯魚屋さんで優雅に泳いでいる様は圧巻。稚魚が1000円前後で売られています。確かにかっこいい、が、多摩川にいるのは怖いとても怖い。

【レッドテールキャット】

matome.naver.jp
※なにこれ….笑
イッテQの巨大魚捕獲の企画に出てくるやつですよ…。この魚も稚魚が安価で売られています。稚魚の頃は本当に可愛いんです。つい飼ってみたくなるのはわかりますが、こんなデカくなるんですよ。全長1メートル。泣

【雷魚】

comiya.net
※ブラックバス、ブルーギルに次いで代表的な外来魚。
カムルチーとも呼ばれていますが、普通に多摩川に生息していて、僕も中学生時代よく多摩川に釣りに行っていたのですが、よく見かけました!意外と居心地良さそうだったけど、本来の故郷で育つべきだ…。

 

水温の上昇

 

ほんの一部ですが多摩川に生息している外来魚を紹介しました。これらはペットショップで購入され、飼育されていたペット達であると思います。熱帯地方に住む熱帯魚を日本の川に放流したら死んでしまいそうですが、近年多摩川の水温が上昇しているために丈夫な魚たちは生息できてしまうのです。
なぜ水温が上昇しているか?
大きな要因の1つに都市化や人間活動の影響があります。いわゆる生活排水や下水処理水です。洗濯機の水や洗い物で使う水など、温度の高い生活排水や下水処理水が多摩川に放流されているため、水温がここ10年間で3度上昇しています。

 

責任を持って飼育

 

上で挙げたお魚の他にも、シルバーアロワナ、レッドオスカー、エンゼルフィッシュ、ポリプテルスなど魅力的な熱帯魚が多摩川の外来魚となっていますが、この現状は、飼い主の責任の希薄さからきていると思います。確かに稚魚の頃は可愛くてついつい購入したくなる気持ちもわかるのですが、個体が成長して大きくなった時のことまでしっかり考えましょう。
自宅に120センチ以上の大水槽はありますか?
その水槽内の水を温めるヒーターやオーバーフローろ過装置はありますか?
スペースや電気代、餌代など、長期間に渡って設備を維持できますか?
これらを1つでも満たせないのであれば大型熱帯魚の飼育はもう一度考え直した方がいいです。
ネオンテトラやエンゼルフィッシュなどの小型熱帯魚は初期費用も維持費もそれほどかかりませんから、なおさら最後まできっちり終生飼育してあげてください!

 

外来魚を釣ってしまったら?

 

では、多摩川に生息する外来魚を予期せず釣り上げてしまったらどうすればいいのでしょうか?
鯉か⁈と思って引いたらこんなでかいナマズやらガーやらがくっついてたらチビりますね。笑
正直これは難しい話で、特定外来生物に指定されているブラックバス、ブルーギル、アメリカナマズ、カダヤシは釣り上げてしまったらその場で殺してから持ち帰るか、もしくはキャッチアンドリリースします。生きたまま持ち帰って飼育したり、違う場所で放したりすると犯罪です!汗
自治体により取り決めが異なっていて、例えば、神奈川県側では内水面漁場管理委員会指示によりリリースが禁じられていますが、東京都にはリリースを禁じる制度が未だにないようです。リリースが禁じられてるなんて可哀想な話だ…。

 

お魚ポスト

 

稲田公園に「お魚ポスト」というものがあります。飼育できなくなったお魚たちを引き取り、里親に渡すというシステムです。

川崎河川漁業協同組合総代の山崎充哲さんが運営しているものです。どうやら里親として個人には譲渡していないようですが、どうしても飼育できなくなった観賞魚を引き取ってくださっています。
ただ、安易にここに持ち込もうとするのではなく、あらゆる手を尽くして自分のペットを責任持って飼育することが大切です。

 

まとめ

自分も熱帯魚マニアをやっていた時期があるのでよくわかるんです。ペットショップで優雅に泳いでいる熱帯魚に憧れる気持ちも、その飼育の大変さも。
でも一度大切に育てると決めたペットですから、最後まで責任を持って飼育しましょう。魚類や両生・爬虫類といえども、かけがえのない命ですから、飼育を検討する際には、将来のことまでよく考えてからにしましょう‼︎^^
そしてこれからも人間の手で、多摩川の生態系を守っていきましょうね